図面の読み方

図面とは立体である製品を平面上に正確に表現する方法です。
一般に板金加工で用いられるのは第三角法による投影です。
第三角法による図面は、右図に示すように正面図(前から見た図)
平面図(上から見た図)及び側面図(横から見た図)から構成され、
それらを描く位置は厳密に決められています。
すなわち,正面図の真上に平面図を描き、正面図の真横(普通は右側)に
側面図を描きます。
また、正面図は品物の最も代表的な面とすることが決められています。
普通の図面は3方向からの図面で立体の形状を適切に表すことができ、
そのような図面を三面図と呼びます。
但し、三面図のみでは形状をあらわす事が出来ない場合は断面図や矢視などで表します。
また、円柱などの場合は2方向からの図面ですむ場合もあります。


図面で表示されている線にも意味があり、右図のVブロックを例にして説明します。
1.太い実線
線の太さが0.7 mmの連続した線です。対象物の見える部分の形状を表します。
(外形線)
2.細い実線
線の太さが0.3 mmの連続した線です。
寸法の記入,寸法の引き出し,あるいは記述の引き出しの際に用います。
(寸法線,寸法補助線,引出線)
3.細い破線
線の太さが0.3 mmの短い線(3 mm)と短い切れ間(1 mm)で構成される線です。     
対象物の見えない部分の形状を表します。     
(かくれ線)
4.細い一点鎖線
線の太さが0.3 mmの長い線(30 mm)と1本の短い線(1 mm)で構成される線です。     
図形の中心や図形が移動した中心の軌跡を表します。
(中心線)     
主に、位置決定を行うための線であり、機械製図では重要です。
5.細い二点鎖線
線の太さが0.3 mmの長い線(30 mm)と2本の短い線(各1 mm)で構成される線です。     
隣接する部分や工具などを参考に表します。     
(想像線)